全業種で求人が増加傾向なので選択肢も多い

2008年にリーマンショックという世界の経済に大きな影響を及ぼす事件があったのは記憶に新しいはずです。日本では前年と比較して軒並み業績が悪化し、特に自動車業界は前年比29%の売り上げダウンになったといわれています。しかしその中でも美容業界は6.7%の減少だったということで、それほど大きな影響は出ませんでした。

 

この事実からもわかるように、美容業界は比較的景気の影響を受けない傾向があります。「美にかけるお金は削れない」という言葉が昔からあるように、女性は化粧品を買わないという決断はできません。しかも景気が悪くなると男性だけの稼ぎで生活できない所も増えるので、女性も外に出て仕事をします。外出をすれば化粧品を使うので、美容業界の売り上げもアップします。

 

デフレの影響で、高額化粧品ではなく低額化粧品に女性もシフトしています。このため、売り上げの単価は少なくなったものの、販売個数が安定しているので美容業界全体で見ると業績の深刻な落ち込みまではいかないわけです。

 

このため、美容業界は比較的いつの時代でも求人がたくさん出る傾向が見られます。美容業界への転職を希望する人にとっては大きなメリットといえます。現在のところ、美容業界の転職動向を見てみるとどの業種でも求人が積極的に出ています。

 

特に最近では今まであまり多く求人の出ていなかった、PRやインストラクター研究職といった業種でも募集が出ています。低価格化粧品の競争激化で、PRに力を入れる会社も増えています。またほかのライバル企業との差別化を図るために新規事業を立ち上げ、その部門の人材を確保する必要性も出てきています。